大震災発生六日後。
何処に行っても、もはや東京名物の買い占め禍。
勿論、家族の命を預かる家長として、当面必要な備蓄はすべきと思うが、"買い出し"と"買い占め"は違う。
デパ地下などは惣菜やデザートに溢れ、営業している店は、ほぼ通常のものが食べられる。
大人なら、別段米が無くとも、何かしら他の炭水化物は摂取出来る。
米や牛乳その他、子供の食べる物を買い占めるのが分別有る大人の仕業か。何か起きる度にティッシュが無くなるのは、滑稽でさえある。
高利での転売目的で購入している人間もいるようだが、ろくな事はない。
昔中等科の頃、広忠さんが聞いていたRCサクセションの歌で「放射能はいらねぇ~牛乳が飲みてぇ」と、プレスリーの替歌で原発風刺をした歌が有ったのを思い出したが、天の忌野清志郎氏はこの騒ぎを如何思っているだろう。
さて、新橋演舞場は今日から二日間休演。
演劇の上演に関しては様々な意見が有るが、戦時統制下でも能や歌舞伎や宝塚等はギリギリまで公演をしていた。
当時の社会と現在は民度が違うが、人々が集い、人の演技や演奏に喝采し涙し、励まし合い助け合う事を共有出来る劇場とは、素晴らしい場所である筈だ。
是非劇場文化の灯は消さないで頂きたいし、皆様には能や歌舞伎のみならず、演劇や音楽等、全ての芸術を愛護して頂きたいと思う。
少しだけ携わった野田秀樹さんの池袋の東京芸術劇場の「南へ」も再開したそうだが、チャリティをしているとの旨を伺った。
昨年三響會と亀治郎さんとの「伝統芸能の今」のツアーは小児癌の子供達の社会復帰を手伝うチャリティが目的であった。
昨日所属する東京ワンハンドレッドライオンズクラブの会合に出席し、改めてチャリティとはなにかを考える事が出来た。
また、やはり義援金詐欺が横行している。
我々はライオンズクラブを通じて寄付や援助が出来、被災地復興への一助となるのが有難い。
そして、三響會で出来る事は何かを考えたい。
先ずは被災地、我々は狼狽せず粛々と節電。
