傳左衛門日記 7月31日
珠響ツアー大阪公演、初日。
ニューオータニで朝食、傳次郎、村治、亀治郎各氏と出会う、皆さん早起きである。
珠響の良さは様々なジャンルを一度に楽しめる事にある。大体古典芸能は演者も愛好家も、他は観聴きしようとしない、ある種の原理主義に陥る。
だが我々も普段は洋服を着、イタリアンやフレンチを嬉々として食べる、片や珠響メンバーの洋楽の演奏家も日本語を母国語とした純日本人である。
大体我々日本人は初詣に行きバレンタインデーにチョコを渡し、花祭りに釈迦を祝い、クリスマスにキリストを祝う。多ジャンルがミックスされたこのコンサートは現代日本の縮図である。
何より参加アーティスト全てが自分のコンサートで大勢のお客様を呼べるレベルである。連日各アーティスト達の高いレベルの演奏を聴ける事は大変に意義が深い。8/28のサントリーホールは特別プログラムとの事、楽しみである。
さて、今日楽屋で亀治郎丈が過日の「伝統芸能の今」の金沢公演で求めた大樋焼の杯を下さった。大変欲しかった物だし、
求めなかった事を後悔していた。何より丈の情が只々嬉しい。生涯の家宝がまた一つ増えた。




