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2009年09月 アーカイブ

2009年09月02日

増上寺公演取材会

8月中旬、都内にて増上寺公演の記者取材会を行いました。
各紙にその模様を掲載して頂いておりますので、ご紹介します。


東京新聞さん

読売新聞さん

歌舞伎美人さん


公演まであとわずかとなりました。
チケットの状況ですが、2日現在、
チケットぴあさんにて、昼の部の2等席のみお取り扱いがあるようです。
残りわずかの状態でございますが、一人でも多くのお客様にご覧いただきたく、
急遽御席の増設を決定いたしました。

増設した御席は、当日券としてそれぞれ開演の1時間前より
会場受付にて5,000円で販売いたします。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

2009年09月03日

「伝統芸能の今」チケット情報

Kame Pro Club×三響会倶楽部合同企画公演
「伝統芸能の今」

【チケット情報】
 9月4日(金)正午より、電話(三響會:03-3542-2800)にて受付
 御観劇料:5,000円(全席指定・税込)

 ※チケット代の内、1,000円を 「財団法人がんの子供を守る会」ゴールドリボン基金へ寄付致します。

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多数のご来場を心よりお待ちしております。

「伝統芸能の今」明日前売り開始です!

三響会倶楽部が市川亀治郎丈の公式ファンクラブ「Kame Pro Club」さんと、
合同企画公演を開催させて頂くこととなりました。

公演詳細はこちらをご覧ください。

出演者の、一般のお客様にも広くご覧いただければ、との思いから、
明日12時より、三響會のお電話にて前売を開始致します。
回線が複数あるチケットセンターと違い、
つながりにくいお時間帯もあるかと思いますが、
是非お電話いただければと存じます。

2009年09月14日

傳左衛門日記 9月11日

三響會増上寺公演。
今回の増上寺公演は祖父の追善で、なかなか渋い、内向きの演目が並んだ。
内向きの演奏は、獅子や三番叟など、声を張り上げ発散するような演奏より磨耗する。亡き8世銕之丞師が「(車の)ブレーキを踏みながらアクセルを全開にして、少しずつ進んで行くようなものだ」と仰っていたが、そんな境地であろうか。
最初の「若菜摘」は上品でどちらかと言えばマイナーな曲だが、佐太郎師は大好きだと仰る。小学生の頃稽古して以来だが、大人になって改めて曲を分析してみると、様々情景が浮かんでくる。初演は歌舞伎の興行との事で、大変納得させられた。
それにしても佐太郎師の太鼓は変わらない。ぶれない。女にも男にも出せないあの雰囲気と音は何だろう。我が師で母だが、謎な人である。

2009年09月18日

傳左衛門日記 9月12日

明日から成田屋さんのモナコ公演に参加する為、池袋の東京芸術劇場「THE DIVER」は20日の千穐楽まで一週間を残し、今日で失礼する。
終演後、出演者やスタッフの皆さんが送別会を開いて下さった。そこで大竹しのぶさんが見立てて下さったというネクタイを大竹さん、野田さん、渡辺さん、北村さんのキャスト四人から頂戴した。実はモナコ行きの荷物にネクタイだけ入れ忘れたので、成田で買わないと…と思っていたので有難かった。
2年前野田さんに英語版作成の為のワークショップに呼ばれ、歌舞伎下座音楽の法則に則って英語の源氏物語のテキストを使用した英国人の芝居に音を付けて行った事から始まった現代演劇とのコラボレーションだったが、細かい芝居への対応など実に勉強になった。
今回は大竹さんとの仕事が刺激的だった。あの小さな身体から爆発したような力を発し、自在な台詞を操る。初日などは本当に感動して、舞台で涙を流してしまった。
音響、証明、舞台、美術など、野田さんの芝居を長年支えているスタッフも素晴らしい。仕事は丁寧で失敗がなく、ああした方々がついてくる野田さんはやはり大した方だと改めて思う。

2009年09月19日

傳左衛門日記 9月13日

成田屋MONACO公演出発。
先ず巴里まで。機内では余り寝られなかったが、原稿を書いたりゲームをしたり、同じくずっと起きていた海老蔵さんと話し込んだり、割りとすんなり12時間の長旅をこなした。
巴里の空港で乗り換えの手荷物検査が厳重なのは仕方ないが、誘導等実に非能率的で腹立たしい。ここで一気に疲労した。
やっと乗り換えのロビーに着いてNICE行きの飛行機に乗る直前「タカ!」と声をかけられた。僕をそう呼ぶのは傳次郎と親戚の一部。声の主は従姉妹(父の兄の娘)二人だった。休暇で姉妹で旅行中で、同じくNICE行きの飛行機に乗るという。片方など15年以上は会っていない。不思議な事も有るものだ。
NICEに着いたのは夜10時。コートダジュール(紺碧海岸)と呼ばれる美しい海岸線を見る事も出来ず、長旅の疲労で盛り下がったままホテルに到着し、そのまま寝る。
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増上寺を終えて(傳次郎日記)

東西の追善会を終えてホッとしています!!
今回は両親や重鎮の方をお招きしての、若手だけではない締まった会になったことを大変嬉しく思いました。増上寺公演もおかげさまで当日券も完売になるなど大変盛上りました!
やはりあのライトアップした増上寺の雰囲気は最高の場だと思います!今回もスタッフにはとても大変だったと思います…ただ場所が場所だけに観にくい席や、1日だけのパフォーマンス、一回に400席しか作れないなどお客様への負担になったことが反省点です…前回の珠響の時みたいに読経も演目に入れればよかったかな…色々頭のなかに出てきます。
第一回からご出演いただいている観世喜正さん、1日公演にも関わらず素敵な振付をいつも考えてくれる藤間勘十郎さん、ご多忙のなか出演していただいた菊之助さんに感謝です!
菊之助さんとは今ではご一緒する機会が減っていますが五代目菊五郎と十代目傳左衛門の師弟関係など田中流にとりましては恩ある音羽屋さんとの関係は今回の追善を通し先祖の供養にもなったかと思います!
来年も!…と思いますが来年の8月に珠響が決定しましたので今から集中して頑張りたいと思います!

2009年09月20日

イタリア初日!(傳次郎日記)

17日よりイタリア・ミラノ市より三響會が招聘され、演出・芸術監督という立場で能・狂言公演に参加しております。
イタリアは十数年前に富十郎丈・吉右衛門丈との公演に一ヶ月参加させていただいたぶり、思い出たくさんの国です!
昨日(19日)無事初日が終わりました!…が着いた日は夜中で翌日は9時から劇場下見・打合せ・仕込み・照明合わせなどフラフラになるほどのスケジュールでした。
今回は舞囃子「能楽五変化」、狂言「柿山伏」、そして半能「野宮」を蝋燭能でと二時間弱の公演ですが、おかげさまでチケットも完売でカーテンコールもあるなどイタリアのお客様にも大変喜んでいただきました。
照明の工夫や蝋燭やお香を使っての雰囲気作りなど日本での経験を活かしております。
行きにトランジットでオランダ空港経由だったのですが三響會のお客様に偶然お会いし声をかけていただいたり、現地の日本人の方に「三響會がイタリアに来るの楽しみにしてました!」など大変嬉しく思いました!いままでロンドン・パリ・ニューヨーク・ドバイ・オランダはサクラダファミリアで!と沢山のオファーはいただいていたのですが都合がつかなくていつも断念ばかりしていました…今回は本当に来れて良かったと思います!

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2009年09月23日

ミラノ公演(傳次郎日記)

二日間の公演も無事に終わりました。
前日の評判のクチコミで当日は50人以上の方がチケットを求めて窓口を囲んでいました。おかげさまで二日目も完売!
特に嬉しかったのはお客様の九割以上がイタリアの方でした。歌舞伎公演だとスポンサーの都合で日本人のお客様が多いのですが今回はミラノ市とトリノ市が主催なので地元の方ばかりでした!
ミラノ公演は平均30歳という若さのカンパニーでした。武田友志・文志兄弟と武田宗典さんにご協力いただき本当に感謝です!海外は団結力が必要です。彼らとは幼なじみ!演出面でも他の出演者への気遣いなど助けてもらいました!
次はトリノへ移動です…亀井忠雄が合流します!!

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2009年09月24日

傳左衛門日記 9月14日

モナコ公演舞台稽古初日。
著名なグランカジノと同じ建物に劇場がある。狭いが豪華で、且つ品が良い。音も素晴らしい。
船便で送った荷物も全て到着していた。心置きなく「鏡獅子」に専念出来る。
舞台稽古終了後、胡蝶を踊る梅枝君、尾上右近君に團十郎丈から直しが出て、その部分を返す。丈の直しはきめ細かく、傍で伺う我々も改めて勉強になった。

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「伝統芸能の今」チケット情報

公演日が近づいてまいりました「伝統芸能の今」ですが、
9月24日17時現在、15時、18時の回ともに、若干数ではございますが、
チケットをご用意できる状態でございます。

Kame Pro Clubさんと三響会倶楽部の合同企画公演となりますが、
もちろん一般のお客様もご入場いただけます。

御用意したチケットが売り切れました場合、当日券はご用意できなくなりますので、
チケットご希望の方は、お早めに三響會03-3542-2800までお電話下さいませ。

トリノ(傳次郎日記)

軽いハプニングで、トリノの劇場で蝋燭の許可がおりなく、蝋燭能を断念することになりました。。。しかしここでめげないのが自分流!!空間の広い劇場なので“静”の能楽ではポツンとしてしまうので考えました!すぐにスタッフ2人連れて大型ガーデンショップに行き150キロ分の小さめな石を買い6時間かけて円形劇場を造りました!!
石にベチャベチャな石灰が付いてたので3人で洗い天日に干して並べました。
リハーサルの時にその空間と亀井忠雄師が素晴らしくマッチしていたので、自分も現地スタッフも感動しサプライズ演目として「安宅」の一調を追加してしまいました!親父様には大変迷惑かけましたが…
仕込みとリハーサルの間に休憩を二時間とったので、トリノは生涯で中々来られない場所と思い散歩もしました!広場の凄さに感動!!

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2009年09月25日

傳左衛門日記 9月16日

モナコ公演初日。
いつも海外公演中は、必ず開場前に一度舞台へ行き、劇場の"気"に慣れる事を習慣としている。同じ事をしているのが海老蔵丈。元々ストイックな漢だが、暫く一座しないうちに更にその度合いが増している。
三響會後初めての舞台。三響會をやる毎に新たな発見をするのだが、今回は「江口」という作品と増上寺という空間に、内面に向かう演奏の大切さを教わった。
「鏡獅子」は数百回立鼓を演奏している。ある方曰く"立鼓"としては既に現役最多だそうだ。分析しきったつもりだったが、三響會で得た内向きの演奏の感触をもとに、自分の中で演奏方法、表現方法を大幅に変更してみた。
すると新たな発見が有った。それが何か、ここでは秘したいが、ご覧になっていた松竹のゼネラルプロデューサーにも誉めていただいた。
さても"経験"の怖さよ。
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2009年09月26日

傳左衛門日記 9月17日

余り雨が降らない筈のコートダジュールだが、ずっと雨に降られている。
やっと快晴、また、初日が開き些か気が落ち着き、夜の舞台本番までモナコの街を散策する。
といっても皇居の二倍程の広さの国家。すぐに回れる上、特に観光スポットは無い。
ビーチは砂利だらけの人工的なものだが、海は綺麗だ。今日の快晴でクルージングを楽しんでいる団員もいる。泳がないのは勿体ない。十数年ぶりに海水浴を楽しんだ。

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イタリア終了!(傳次郎日記)

今日で能公演とコンサート公演も終わりイタリア公演は終わりました!トリノも二日間完売!野宮という難しい曲でもさすがにヨーロッパの方々は能楽を精神面から理解してくれたみたいで、ものすごく集中して観てくれました。
夜は若手とスタッフとパブに行き能公演の打ち上げをしました!疲れがたまってたせいか直ぐにダウン…
26日の朝に成田に着き27日に梅津会28日に「伝統芸能の今」と歌舞伎座の稽古…かなり時差ボケが心配です!

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