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南座公演を終えて(傳次郎日記)

今年の南座公演はこれからの自分を考えさせてくれる公演でした。
出演者・演目・人との繋がり・また祖父の追善…いろいろ自分の中で勉強になりました。
やはり「安宅」の父と観世宗家の姿と「滝流し」の富十郎丈の存在感!圧倒的な「芸格」に完敗し、「二人三番叟」の萬斎氏・染五郎氏の“華”に魅了され(半分悔しさ!)、「江口」二題の清司氏・喜正氏・孝太郎氏・吉蔵氏・青楓氏の品の良さ!同じ舞台5演目でそれぞれのカラーが勉強になりました!
身内を褒めるわけではないのですが、やはり父の気迫の芸!お客さまへの「子供には負けない!」というメッセージと「子供たち見とけ!」というメッセージがあったと思います。
舞台脇でずっと見ていましたが、やはり大きな存在・大きな壁だと思います。また「初心」を思い出させてくれます。亀井忠雄は本当にストイックな人間です。今でも2キロの重りを着けての散歩、筋トレ、謡の復習、食への気遣い…毎日の日課です。舞台はもちろん私生活まで真似をしなければならない存在です。三響會は初出演でしたが、我々兄弟にとっては最高なゲストでした!

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