ジムに行き10km近く走る。 夕方は銕仙会の謡初め、当主銕之丞先生の「老松」の囃子を打たせて頂く。宗家及び各お家にはこのように「謡初」と言って新年を寿ぎ一年の舞台に臨むという風習が伝わっている。各家によって異なるが銕之丞家は老松・東北・高砂の三番となっている。私が幼少の頃の銕仙会の謡初は先代銕之丞先生が老松、榮夫先生が東北、毎年交代で銕仙会一門の誰かが高砂、といった順序だった。今年の東北は野村四郎氏、大鼓は父だった。
謡初の儀が終わって新年会、青山(銕仙会)で修行していた自分にとって家族集合みたいなものだが、やはり恩師先代銕之丞・そして榮夫両師が居られない新年会は何処と無く寂しさも感じる。しかし我が師の報恩の為にはそんな事は言ってはいられない。現銕之丞師と共に子息・淳夫君を盛り立てこれからの銕仙会を囃子方の立場ではありますが築いていきたいと思う。
