宝生流宗家継承能。宝生和英新宗家の「翁」で父が大鼓を勤め、その後見に参る。宗家継承能はその御流儀の一大事、宝生流総力を上げられての大きな催しであった。
千歳・武田孝史、笛・一噌庸二、小鼓・幸清次郎、大鼓・亀井忠雄、三番三・山本東次郎という最高位の格式を持つメンバーを従えての和英家元の翁大夫振り、大変に立派であられた!亀井忠雄の揉み出し、見事の一言!切れがあり柔らかく軽やかで力強い。自分が憧れ続ける亀井家のお家芸を久々に聞かせて頂いた。
和英家元のお父様、先代宗家の宝生英照先生には幼少の頃より大変にお世話になった!和英氏の千歳・鷺・烏帽子折の時には必ず小生に御役を与えて頂き、こちらが18歳の頃より毎年宝生会で英照先生のシテでの舞台を勤めさせて頂いた。祖父の亀井俊雄は明治の宝生九郎氏の直弟子、御当代を入れ5代に渡るお付き合いがあることになる。和英宗家とは生きている限り、本当に長いお付き合いになることかと思われる。
翁の後、ジムへ行き一時間ばかり走り、夜は日比谷シティ特設広場にて薪能「恋重荷」を梅若六郎先生のシテにて勤める。
夜は野村萬斎氏からお誘いを頂き、観世元伯氏や宝生流の辰巳満次郎氏らと神楽坂で飲む。
