« 2008年08月 | メイン | 2008年10月 »

2008年09月 アーカイブ

2008年09月01日

広忠舞台日記 8月21日

昼から夕方近くまで、雑誌「GQ JAPAN」の撮影と取材を自宅で行う。9/24 に発売されるみたいです。 お題目は「和の紳士」、こんな江戸っ子でよろしいのでしょうかね??夕方からは国立能楽堂で玄人稽古。

2008年09月02日

広忠舞台日記 8月22日

午前中松濤の観世能楽堂にて道成寺の申し合わせ。それから国立劇場に行き市川亀治郎氏の会のゲネプロを観せて頂く。本当は明日明後日が本番なのだがこちらも舞台があるので観ることが出来ない!と亀ちゃんに言ったら、そしたらゲネプロを観に来いよ!と直接仰って頂いた。ジャンルは違えど最も認める同世代の舞台人の一人で三響會でも毎度お世話になってる亀ちゃんの会、一盟友としては観に行かざるをえません! 曲は「京鹿子娘道成寺」。ご存知女形の踊りの最高傑作。古風に丁寧に作り上げているのが好感度大。本興行で歌舞伎座で観てみたい! もう一番は「俊寛」、これも是非観たかったが時間の都合で断念(涙)! 娘道成寺が終わって亀ちゃんの楽屋へ行き挨拶をして国立を出る。
それにしても亀治郎の会は凄い!! 全て彼一人でやっているのだから恐れ入る。広忠の会も制作・広告宣伝・交渉・チケットの捌き等全て自分一人でやっていたが、能と歌舞伎では規模が違う。そして演目が娘道成寺と俊寛、全く正反対の路線の演し物である。兼ねる役者・市川亀治郎の面目躍如たるところであろうが全く恐れ入る!今このような演目の兼ね方が出来るのは 勘三郎と亀治郎だけであろう。段々叔父様の奮闘公演に近くなってこられた。間違いなく猿之助の精神と技術は亀治郎氏が引き継いでおられる。猿之助に夢を見させてもらった自分としては嬉しい限り。友人として二日間の大成功を祈る!!
国立を出て歌舞伎座へ。第三部を観る。勘太郎氏の「紅葉狩」、これまたえらい大曲である! 私は能楽を題材にした歌舞伎の演目では勧進帳と紅葉狩が一番成功し佳く出来ている曲構成だと思う。形式的な能懸かりではない、歌舞伎特有の世界観を見事に構築させている。紅葉狩はなんといっても長唄・義太夫・常磐津の3種の音楽を見事に、それこそ紅葉の如く“散りばめて”いるところが大きなポイント。そして囃子は3種の音楽に合わせてよく作調されている。そしてこの上なく囃子方も忙しく仕事をしているのがこの紅葉狩である。大太鼓は「関の扉」や「将門」と並んで屈指の難易度の技術を要する。小・大・太鼓も忙しい。歌舞伎の音楽を総動員させたのがこの紅葉狩。勘太郎氏、よく頑張って演ってらしたと思う! 常に親と比べられながら、その中で自己のアイデンティティを確立してゆき舞台上で自分の生き方を晒す。私と非常に似ていると思うのでとても共感出来る役者です。
次の演目の「野田版 愛陀姫」、中村屋御自身が喜劇的ではなく嫉妬に駆られる女性の役を真面目に演じてらした。中村屋さんの女形というのは非常に素晴らしいのです! 喜劇のイメージの方と思われがちですが、例えば忠臣蔵のお石や寺子屋の千代など、特に義太夫狂言の女房役は他の役者は太刀打ち出来ないほどの“絶品”だと思う。中村屋さんが主人公ではなく七之助氏と橋之助氏にタイトルロールを譲って脇でしっかり締めていた点もとても好ましい。

今日は歌舞伎に影響を受けた一日となった。 亀治郎の勘太郎、同世代の奮闘ぶりに自分の舞台人としての生き方演り方に大いに刺激を受けた! 役者同士の交流は本来こうあるべきであろう。 明日の道成寺に向けて気合いが入る。

2008年09月03日

広忠舞台日記 8月23日

野村四郎の会「道成寺」シテは勿論野村四郎師。囃子の会以降この道成寺に全てを懸けてきたと言ってもいい。何故ならこの道成寺は自分にとって特別な意味がある。シテの四郎師が披かれた時(初演)の大鼓が祖父の俊雄。以降3回程父の忠雄と勤められたと仰る。そして今回が小生、亀井家三代で道成寺をなされた唯一のシテ方という訳だ。三代掛けての道成寺、即ち祖父と父に道成寺という曲を通じて挑むという意味合いを持つ今日の道成寺。祖父・父と共に当たり芸と呼ばれる程評判を取ってきたこの曲だけに三代目としてどれだけプレッシャーがのし掛かるかお分かり頂けるかどうか?!四郎師の最後の道成寺に抜擢して頂けたという名誉と共にその責任の重さを感じながら舞台に臨む。ワキに宝生閑、笛・一噌庸二、小鼓・大倉源次郎、太鼓・観世元伯というメンバー。力だけで押し通すのではない、道成寺という世界観を映し出す方向性で勤めたつもりだが如何だったであろうか?後見には勿論父に願った。道成寺と言えば大鼓は亀井忠雄と呼ばれるくらいの当たり役の中の当たり役。その父の見ている前でプレッシャーと格闘しながら舞台を勤める、こんなに自分の芸
が上がれるかどうかのチャンスは滅多にない。師匠が健在でいてくださることの有り難み。
とにかくこの大人のメンバーの中に入れて頂けての中の舞台、作品を舞台を壊さないように付いくのに必死だった。客席の自分の眼前に祖父後ろに親父を置いて…
こうして何とか 28回目の道成寺を勤めた。だがこの曲、一度たりとも満足に打てたことはない。得るのは反省ばかりとその度に残るほんの僅かな突破口だけである。やはり亀井忠雄の存在は大きすぎる。

そう言えば今日は亀治郎の会の本番、立鼓は傳次郎。兄弟で能と歌舞伎の道成寺を分け合って勤めていた、という訳か。娘道成寺は傳左衛門が得意中の得意とし、玉三郎師と共に作り上げた近世歌舞伎舞踊の傑作と思われる。 まだお互いに話する機会もないが、傳次郎のプレッシャーも如何ばかりか?! と、小生には分かるような気がする。
舞台に慢心と安心はいらない、ほんの僅かな自信と誇りと謙虚だけが必要なのだと思う。

2008年09月04日

「亀治郎の会」…(傳次郎日記)

さすが亀ちゃん!正直な感想です!
演目は「俊寛」「京鹿ノ子娘道成寺」でしたが、全く正反対な扮装と体使い…いま出来るのは正に亀治郎さんしかいないと思いました。。
そして[普通]で終わらないのが亀治郎!色んな資料を研究されて演じられました。「道成寺」も中村歌右衛門さんが映画を撮られた時の演出や、中村雀右衛門さんの型など諸先輩の演出された事を復活させ、そして現代のお客様に[見せて][魅せて]“新しい”という感覚まで運ぶ!我々三響會でもそうですが、“古典”にこだわり“古典”が“新しい”という感覚をお客様と共有することによって初めて生まれるものがあると思います。亀治郎さんのこの“感覚”大好きです!
そして裏の手伝いの皆さん。お弟子さんをはじめマネージャーの鹿渡さん、番頭の斎藤さんの素晴らしいサポート力!全てが「市川亀治郎」に活かされてると思いました!この会に毎回参加させていただいてますが、自分もファミリーの一人のような気分になってしまうのです(笑)
会の2日間は大変でしたが(道成寺が終わって20分後に歌舞伎座の大江山)色んな勉強ができたことに感謝!

広忠舞台日記 8月24・25日

8/24(日)
梅若能楽学院にて中谷明氏の御社中の発表会。囃子を5番打たせて頂く。

8/25(月)
群馬県のお弟子さんの出稽古に伺う。
夜は観世元伯・一噌隆之・柿原弘和・鵜澤洋太郎・観世喜正の諸氏と神楽坂で会食。午前3時過ぎまで飲み明かす。久しぶりに同期達との語らいは時間を忘れさせる。楽しかった! だが飲み過ぎた!

2008年09月05日

広忠舞台日記 8月26日

流石に夕方近く迄ひどい二日酔い。
夜は宝塚東京公演を観に行く。待ちに待ってた初☆星組公演観劇。 初めて安蘭けいさん&遠野あすかさん主演コンビを拝見したのだが、正直どの主演コンビよりも最も安定感があり実力が高いお二方! 歌・芝居・踊り三拍子揃うとはこの事かと思った。男役スターさんの豊富さやキャラクターが楽しめるのは雪組さんだと思うが、組子全てのアンサンブルが揃って行き届いてるのはこの星組さんだと思った。安蘭けいさんの歌の上手いこと!! 市川猿之助師も大絶賛するだけのことはある。作品も佳作だった! とにかくスター・安蘭けいさんのオーラは円熟といった感がある。来月もう一度この作品を観る予定。やはり宝塚は同じ演目でも2~3度観ないと世界観や役者さんの作品に対する向き合い方が見えてこない。

前から4列目というこれまた最高にいい御席に座らせて頂けた。そういえば一列前に真矢みきさんが観てらした。安蘭さんとの視線のやり取りも、流石トップスターさん同士絵になっている!
久々に陶酔させて頂けた夜だった。お客様に夢を与えてくださる芸能はいいものです。だから小生も夢を見たさに宝塚を拝見に行く。そして自分も何がしかのものをお客様にお届け出来れば幸せなことこの上ない。生の舞台の素晴らしさはここにあると思うのです。

2008年09月06日

広忠舞台日記 8月27-29日

8/27(水)朝は茂山逸平君と三番三の稽古を国立で行う。昼はジムへ行き夕方近くから広忠御社中の稽古。
8/28(木)傳左衛門の双子の男の子と女の子のお食べ初め。夕方近くから夜にかけて武田修能館にて稽古能。
8/29(金) ジムへ行き走ってから午後は松濤にて申し合わせ。

2008年09月07日

広忠舞台日記 8月30日

松濤にて観世元信先生・元伯氏の御社中発表会「矢車会」に出勤。関根祥六氏の「葛城」の能と囃子三番を打たせて頂く。元信先生は小生が中学生の頃より太鼓のお稽古をつけて頂いた大恩の師。現在は闘病中だが、この日は元気なお姿を久々に拝見致し嬉しく思った。元信先生ほど玄人素人問わず門を叩いて教えを頂戴した先生はいないと思われる。折り目正しい芸風、格調の高い舞台には自然に頭が下がる思いを毎度受ける。自分も舞台を重ねる度に我が師の恩が身に沁みて思い出される。とにかく先生にはお元気でいらして頂きたい。その先生の喜寿の御祝いに能を打たせて頂けるのはこの上ない名誉! 祖父・俊雄は元信先生のお祖父様に太鼓を師事、元信先生は祖父に師事、そして孫の小生が元信師に師事、元伯氏が父忠雄に師事と、観世太鼓のお家とは長いお付き合いがある。元伯さんと私も兄貴と弟のような間柄でもある。有り難いこれこそ代々のお付き合い。

2008年09月08日

広忠舞台日記 9月8日

只今成田空港に向かっている。今日から6日間、日仏修好150周年記念の催しでパリ公演に出掛ける。茂山逸平君承り企画の催し。場所はコンコルド広場前にある、デザイナーのピエールカルダン氏の所有する劇場にて。曲は三番三。13日に帰国いたしますので、どんな旅であったかは帰国後またご報告申し上げます。
パリは個人旅行も含めて17回目くらいとなります。

※スタッフ追記
こちらはリアルタイムの記事でしたので、先に掲載させていただきました。
8月31日分~9月7日分の広忠舞台日記は、この後順に掲載させていただきますので、
こちらもぜひご覧くださいませ!

傳左衛門日記 8月20日

あと一週間で千穐楽。早いものである。
初手裏手、三度目で馴染み。歌舞伎三作品目の今回で野田歌舞伎というものが確立されたと思う。野田歌舞伎の下座音楽で最も重要な事は作家の言葉を聞かせる事で、その為にテンポを出していく事であると思う。故に、今回の音楽の使い方は古典歌舞伎とは全く違う使い方である。
能も歌舞伎も、戯曲によっては台本が書かれた当時の上演時間は今より全然短く、スピーディーであったとの研究を聞き及んだ事がある。謡や台詞、演奏の運びが時代を経て延びてしまったそうだ。
なるほど合方を多用し、台詞を延ばしたり唄う事が歌舞伎でない。実に演劇的、下座音楽にしてみれば実験的で挑戦的でさえもある。野田さんと打合せすればするほど、大変良い勉強になった。「研辰の討たれ」「鼠小僧」、LONDONと今秋の世田谷パブリックでの「Diver」でも沢山の刺激を頂戴し、数多の恩人の一人となった。
愛陀姫はオペラ曲を沢山使用する指定で、それに基づいて創り始めたが、ラストシーンのアダージェットに出会う事で、ようやく歴代野田歌舞伎と同じ形式にする事が出来た。
制作側のご許可を頂戴出来れば、次回は是非是非生演奏でやりたいものである。音楽家の多くは三響會にも出演した事のある、大変に素晴らしい方々である。彼等とのライヴ演奏は、芝居に又一つ奥行きを与えてくれるだろう。

blog820.JPG

広忠舞台日記 8月31日

池袋芸術劇場にて近藤乾之助先生の舞囃子「放下僧」と観世喜之先生の能「恋重荷」を打たせて頂く。小鼓が大倉源次郎先生だったので胸を拝借して思いっきりぶつかっていけた!芸事上で能楽では大鼓と小鼓は夫婦のような関係とされている。大鼓が旦那様で小鼓が奥様の役目。大鼓がリードして間の骨格やペースを作り出し、小鼓がそれを受け止めつつ間に音に彩りを加えていく。僕にとって源次郎先生は17歳上の年上女房という訳。まるで光源氏のような世界だが!? 随分と年下の小僧旦那に対しても先生はどの舞台でも絶対に手を抜かない! しかも受けつつ返しつつの関係が絶妙にいいところに持ってきて下さる。毎度頭が下がるし、自分が一番近い世代で目標とし続けている源次郎先生、何卒お許し願いたく!! これからも食いつき、楯突き続けて参りたいと思います。

2008年09月09日

広忠舞台日記 9月1日

朝から稽古をする。 昼は来年に行われる大事な催しの打ち合わせ。夕方から国立能楽堂にて研修生の稽古。 夜は… 日本武道館にて氷室京介さんのライブを観に行く!! 自分の中の音楽歴は正にBOOWYから始まるといってもいい。小学生で初めて買ったアルバムがレベッカとBOOWY。LAST GIGS も中学の時に行った。車を運転(毎日!?)するときは今でもBOOWYを聴いている。僕と同じ世代で氷室と布袋に影響を受けていない男はいないだろうと思われる。昭和40年代~50年前半に生まれた男達のカリスマ。 このライブは氷室氏のソロ活動20周年記念の全国ツアーの一貫となる。やはり感動しますよね!! 自分のカリスマが目の前で歌ってるんですもの♪ BOOWY時代の曲も数曲有り、大満足に1日を締めくくれました。やはり氷室はカリスマ!! Japanのアーティストで彼に太刀打ち出来る人達は誰もいません!矢沢永吉みたいに50代になっても60代になってもあのスタンスで、“king of rock”でいて頂きたい。

2008年09月10日

広忠舞台日記 9月2日

昼過ぎの打ち合わせに大阪まで行く。これまた来年度の催しなので詳細は報告出来ない。 朝は初めて宝塚大劇場まで足を運んで雪組公演を観に行く。驚いた!!本拠地は一大アドベンチャーランドとなっているのに対して!! でもまぁいつものこと乍ら、よく毎日公演を続けてあれだけの集客を稼ぐと感心致す。
肝心の本拠地での、しかも贔屓にする雪組公演、相変わらず水兄貴がかっこ良すぎであった! 彩吹さんとの芝居もガッツリ組んでおり、宝塚を観るというよりも本物の男同士の芝居。「男達の挽歌」のような香港ノワール的世界観だった。雪組の男役さん達の充実度を考えれば出来る芝居だと思う。なので女性のお客様よりも我々男性陣の方が観てて面白い芝居かも知れない。それだけ男臭さが出せる雪組男役御連中は凄い!! 安蘭けいさんの圧倒的なカリスマに匹敵する。5組全て観させて頂いて思ったのは、やはり雪と星が私としては好みだと思われる。全てを包み込むオーラを持つ安蘭さん、孤高の光(妖気?!)を放つ水さん、当分双方見続けていきたいと思います。 男が参考になる男を演じてらっしゃる女性達、素敵じゃありませんか!?

2008年09月11日

広忠舞台日記 9月3日

群馬県のお弟子さんのお稽古に伺う。夜は日生劇場へ月組公演「グレートギャッツビー」を拝見に伺う。氷室氏から始まり三日間連続で仕事と趣味の両立をはかることが出来た!自分の生きる力となります。成る程、瀬名じゅんさんは男役の魅せ方というのをよくご存知の方!! 座席には霧矢大夢さん方、博多座チームが同じ月組さんの応援に駆けつけてらっしゃいました。周りのお客様達は舞台と客席と両方に熱い視線が!! それにしてもただ一人の女性を数年経っても思い続けるギャッツビーの姿勢、感動しますよ!! 男はああ在りたい。

広忠舞台日記 9月4日

朝申し合わせ、夜は鎌倉の長谷にある御霊神社という所で薪能、シテは桜間右陣氏で「葵上」。歌舞伎の「暫」の主人公・鎌倉権五郎を祭ってある神社らしい。そういえば東京で海老蔵さんの暫を随分観ていない。お家芸というのは面白いもので、その人の持つ芸位を他の家の役者と比べて格段に上げる。無論お客もそれを期待して観に行くからお客様も舞台を作る大事な立役者となる。 久しぶりに最も歌舞伎らしい暫が観てみたくなった!

夜は茂山逸平君と会い、晩ご飯を食べながら来週からのパリ公演の打ち合わせをする。

「須磨・明石 源氏幻想」 チケット情報

新神戸オリエンタル劇場20周年記念スペシャル
源氏物語千年記念
「須磨・明石 源氏幻想」

s-09.16-%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E%E8%A1%A8-%E5%85%AD%20%281%29.jpg s-09.19-%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E%E8%A3%8F-%E5%85%AD.jpg

公演詳細はこちらをごらんくださいませ。

<席種・料金>
 S席¥10,500-/A席¥8,400-(全席指定・税込)

<先行販売>
 ・各出演者後援会(詳細は各後援会宛に直接お尋ねくださいませ)
  三響会倶楽部の会員の皆さまには、郵送にてお知らせをお送りいたします。

 ・各プレイガイド先行予約有

<一般発売>
 2008年9月26日午前10時より、以下にてお取り扱いいたします。

 新神戸オリエンタル劇場チケットセンター
  TEL:078-291-9999

 電子チケットぴあ
  TEL:0570-02-9999 (P:390-001)

 ローソンチケット
  TEL:0570-084-005 (L:59760)
  TEL:0570-000-407 (オペレーター予約)

 CNプレイガイド
  TEL:0570-08-9999

 イープラス
  http://eplus.jp/(携帯&パソコン)

  Zen-A(ゼンエイ)
  http://zen-a.co.jp/
  TEL:03-3583-6766


皆様のご来場を心よりお待ちしております。

2008年09月12日

広忠舞台日記 9月5日

朝からパリ行きの為の準備をしたり、買い物に出たり。午後からは東京のお弟子さん達のお稽古。夜21:00過ぎから来年度開催する大事な催しの打ち合わせ。

広忠舞台日記 9月6日

昭門会初番「富士太鼓」シテは田邊哲久氏。 夜は横浜ランドマークタワー内にあるドックヤードガーデンにて薪能「石橋」シテは大親友の一人である山井綱雄。本来は全曲であったがこの所のゲリラ雷雨を危惧して半能にて勤める。薪能は野外で行うのがメイン、いくら雨天会場があっても屋外と内では雰囲気が全く変わってしまうので、せっかく観にいらして頂いたお客様方の為にも何とか外でやる事が出来て良かった!舞台はドックヤードガーデンの階段を駆使しての構造。例の世田谷パブリックシアターの舎利の時のような坂道での舞台、きっと綱雄は命がけだったであろう。 獅子の中で2メートルはある段差から見事に飛んでいた! これは結構凄いことなんです。能の面(おもて)をかけて舞うというのは言わば目隠しして舞っているのと同じ状態ですから!! よく怪我もなく無事で終わったと安堵した。

前倒しで強行に舞台やって正解! やはり夜は大雨だった。

2008年09月13日

広忠舞台日記 9月7日

金沢宝生会別会にて「融 酌之舞」シテは藪俊彦氏。金沢は我が葛野流にとって大切な場所。流儀の一番古い家である飯嶋家の地盤である。現当主の飯嶋六之助氏は父の下で書生を何年か続け、今でも上京して稽古を受けている、自分とは兄弟弟子。 年に一回ずつ、親父と小生を招いて頂き金沢でも舞台を勤めさせて頂いている。流儀の同世代の人間は頼もしいものです。
本日は日帰り、最終便だったが雷雨の影響で50分程遅れての出発。

2008年09月16日

傳左衛門作調・出演「The Diver」のお知らせ

世田谷パブリックシアター主催公演の
「The Diver」のお知らせです。


本年6、7月にロンドンで好評を博した「The Diver」。
8月に歌舞伎座「野田版 愛陀姫」でもご一緒させていただきました、
野田秀樹さんが作・演出・出演される作品です。

『The Diver(ザ・ダイバー)』※英語上演(日本語字幕付)
2008年09月26日(金)~2008年10月13日(月) @シアタートラム
diver%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7.JPG

The Diverに関する過去の傳左衛門日記はこちらです。
http://blog.sankyokai.com/2008/06/531_1.html
http://blog.sankyokai.com/2008/06/64.html
http://blog.sankyokai.com/2008/06/61.html
http://blog.sankyokai.com/2008/06/622.html
http://blog.sankyokai.com/2008/06/623.html

残念ながら、すでに前売り券は完売しているそうですが、
当日券のお取り扱いがあるそうです。
詳細は世田谷パブリックシアターまでお問い合わせくださいませ。

2008年09月24日

すごいなぁ「嵐」…(傳次郎日記)

先日(9月5・6日)国立競技場にてジャニーズ事務所のアイドルグループ「嵐」の単独ライブが行われました。身内ごとですが私の嫁が結成時代からの熱狂的ファンということもあり、私も洗脳のごとく彼らの曲を聴かされ(汗)かなり詳しくなりました(笑)日本人では3組目となる国立競技場のコンサート!すごいです…。この2日間での動員が14万人という古典芸能界ではありえない数字!我々の10年間の活動でもとうてい及ばない人数です。。。
しかも彼らはここからアジアツアー!台湾・ソウル・上海とライブを行うみたいです。

私も去年の東京ドーム・コンサートに強制連行されましたが、圧倒されるステージとパフォーマンス、お客さんとの一体感、全てが勉強になりました。我々とはもちろん表現は違いますが、彼らの一生懸命さや情熱は確かでした!嵐も結成時代から6年ぐらいは苦労したみたいです…私も昔は全く興味がありませんでしたが、やはり生のライブを観てしまうと同じ舞台人として良い意味で嫉妬しますし、励みにもなります。ステージからお客さまに投げる心は一緒だと思います。

我々もここを目指すわけでは当然ないですが気持ちと目標は高く、そして多くのお客さまへの心は大切にしようと思います!

2008年09月26日

源氏幻想!(傳次郎日記)

秋の企画第一弾!やっと発表することができました。

今回は源氏千年紀委員会よりの依頼で製作することになりました…
目玉は
愛華みれさんの復活!
市川段治郎さんの光源氏初役!
月影瞳さん、男役への挑戦!
だと思います。
また林英哲さんが参加してくださることによっての幅の広がり。
今までの企画とは全く違う新しい挑戦だと思っております。

関西圏だけではなく西日本、全国から是非11月3~5日神戸にお集まり下さります様お願い申し上げます。。。

また演出プランやみどころ・構成などまたブログで報告します!

2008年09月28日

傳左衛門日記 9月26日

世田谷シアタートラムの野田秀樹氏の「The Diver」初日。LONDONでの公演は僕の作調による録音を使用したが、今回は生演奏である。
今回野田さんからは、僕の担当箇所は全て完全な古典で頼む、と注文を受けた。邦楽の世界は狭いようで広いが、俳優の演技や表情を見計らいながら、当意即妙に音を附けて総合芸術に仕立てる事が出来るのは、歌舞伎座の座付の音楽家だけと自負している。ことに題材は能「海士」と源氏物語。うってつけだ。
ウェストエンドを代表する名女優キャサリン・ハンターさんとの仕事は本当に刺激的である。キャサリンが稽古中に歌舞伎座九月興行の玉三郎さんの「日本振袖始」を観に来た時、玉三郎さんの踊りと僕の小鼓がリンクして、同じ気持ちや呼吸で共に演じているのがよく解ったと仰っていた。歌舞伎でもそんな俳優は何人もいないよと笑っていたが、キャサリンとの仕事は、玉三郎さんや勘三郎さんから十数年かかって盗んだ呼吸と同じような感覚を与えてくれる。
役者としての野田さんとの仕事も初めてである。出演されてる舞台も「オイル」だけしか観た事が無かった。今回の作業で何故野田秀樹が「野田秀樹」であるか、あり続けられるか、理解出来た気がする。国の東西もジャンルも関係ない。凄い人は凄い。

s-200809261742000.jpg

2008年09月30日

獅子虎傳阿吽堂 番外編

邦楽コンサート「獅子虎傳阿吽堂 番外編」の開催が決定いたしました。
s-shishitorabangai0915.jpg


毎回ご好評いただいております、世田谷パブリックシアターでの「邦楽コンサート」。
今回は、傳左衛門・傳次郎の両名が、ゲストに市川段治郎さん、尾上青楓さんをお迎えしての、
初めての「番外編」となります。

公演の詳細、チケットの一般発売に関しましては、こちらをご覧ください。

皆様是非お運びくださいませ。



Powered by
Movable Type 3.35