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2008年08月 アーカイブ

2008年08月13日

傳左衛門日記 8月9日

歌舞伎座初日を迎えた。
野田秀樹氏からご依頼を頂戴し、最初に愛陀姫の打合せをしたのは四月半ば。NODA MAPの事務所にLONDONの「DIVER」の打合せに行った時に、ちょっと先に愛陀姫をやりたいと仰り、急遽打合せを開始した。
野田さんの音楽コンセプトは、ヴェルディのアイーダの主要ナンバーと、古典っぽい音楽を和楽器で演奏する事であった。僕は大のクラシックオタクである。iPodに入っていたアイーダを聞きながら打合せを進行した。
そもそも和楽器は西洋音階を出しにくい。ことに転調に弱い。スコアを買って改めて分析すると、アイーダは転調だらけである。
そこで、先ずは古典の邦楽界のトップランナーに協力を依頼する事から始めた。特に能管の一噌幸弘さん、ZANというバンドで活躍中の琴の市川慎さんの協力を得られたのは大きい。

2008年08月14日

傳左衛門日記 8月6日

囃子の会は三響會と違い、両親兼師匠の会。又違う責任が有る。
会場は歌舞伎座。この18年余り、多分家より多くの時間を過ごしているホーム中のホーム。全ての事、特に音に関する事は把握しきっている。
そんな所での囃子の会。毎度能狂言、歌舞伎、舞踊の役者や演奏家の第一人者がGUESTで出演する。他ジャンルの出演者の方々に、気持ち良く歌舞伎座で至芸をお見せいただく、ホスト的な役割も有る。三響會以上に舞台上も楽屋も気を抜けなかった。
母佐太郎師の芸は無欲である。淡々と舞台を勤め、後継者を残そういう求道者精神のみを感ずる事が出来る。塵世俗土に塗れた身には常に反省させられ、勉強になる。

2008年08月15日

傳左衛門日記 8月10日

野田さんからの指示は、あくまで歌舞伎座で上演される「歌舞伎」だという事。役者さん達にもオペラのDVD等を必要以上に観ないようにお達しが出た。
その為には原曲をなぞりつつ、テイストを変える必要がある。歌唱でなく台詞に乗せるように速度も変更する必要がある。西洋音階と歌舞伎の台詞は基本的に合わない。ただ、和楽器はどんな一流の奏者でも、楽器自体が持つ音階のブレが有る。その点はクリア出来そうだ。原曲と違うという意見が必ず出てくるはずだが、原曲を聞きたければオペラを観れば良い。我々は相当熟知した上で変更している。
二つのジャンルの最小公倍数を探る遣り方は、普段の三響會での作品創りと同じ方法での作業である。三響會で能と歌舞伎を摺り合わせるように、伝統邦楽とオペラを擦り合わせていく。

2008年08月18日

傳左衛門日記 8月11日

音楽の構想はベルリンで練っていた。昼の公演前、ブランデンブルグ門の前のスタバのソファーが指定席。LONDONの野田さんとはメールでやり取りを進める。
スコア読みを進めていくうちに、やはり転調の問題に悩んだ。前述の通り、和楽器は転調に弱い。一小節ごとに切ってチューニングし直す必要が出てくる曲もある。特に凱旋行進曲以降は大変な多さだ。邦楽の古典曲を含め、色々な曲を考えねばならない。
本を繰り返し読み込んだ。オペラでは歌唱と音楽が主体であるが、演劇は台詞の意味が伝わらないと意味が無い。野田さんの言葉を聞かせないと意味が無い。オペラ曲は耳がメロディーを追うせいか、台詞が聞き取りにくくなる。
愛陀姫はオペラでは無い。歌舞伎であり演劇である。この芝居で重要なのはオペラ曲ではなく、実は邦楽の古典曲である。
今までの野田歌舞伎を思い起こすと、前半から中盤はずっと古典曲を用い、エンディング曲はクラシックの名曲を邦楽にアレンジしたものを用いていた。研辰は「カウ゛ァレリア・ルスティカーナ間奏曲」、鼠小僧は「ホワイトクリスマス」。今回の野田さんのエンディングの想定は伺っていないが、そんな感じなのだろうか。
本を読むと行列イコール葬送である事に気付く。ピンと閃いたのがマーラー五番第四楽章「アダージェット」。玉三郎さんが出演していらしたモーリス・ベジャール氏のバレエを観て以来、バレエに目覚め、順にクラシック全般、オペラと幅広く興味を持っていった。残念ながらジョルジュ・ドンの「アダージェット」を生で観る機会は無かったが、ジル・ロマンの「アダージェット」を観てからドンの「アダージェット」をビデオで観て、ずっと大好きだった曲である。曲を聞きながら台本を読んだら、実に合う。
ベルリンの劇場の楽屋で勘三郎さんにラストシーンの濃姫、愛陀姫、駄目助左衛門の本読みをしていただき時間を逆算した。基本的に邦楽の古典曲に野田さん指定のオペラ曲を幾つか挿み、エンディングはアダージェット。音楽コンセプトは決定した。野田さんにメールをしたら直ぐにゴーサインが出た。

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2008年08月19日

傳左衛門日記 8月14日

西洋の音楽には沢山の擦絃楽器があり、独特な音圧を出す。対して我が国の擦絃楽器は胡弓のみである。
また笙、篳篥、能管、篠笛、尺八など竹の響きは多いが、金管楽器は無い。
アイーダといえば凱旋行進曲のトランペット。野田さんは当初から法螺貝等日本的な物で無く、トランペットを使用する方向で考えていた。歌舞伎座でファンファーレも面白かろうと直ぐに同意。テイストは過去の野田歌舞伎と同じく箏曲中心だが、音程が不安定な胡弓でなく、ヴァイオリンを使用する事にした。
編成は早々と決めていた。傳次郎氏にブッキングを頼み、三味線の今藤長龍郎氏、篠笛の福原友裕各氏とどの楽器がどのPARTを担当するか決定していく。ベルリン、南座三響會、LONDONと不在続きだったので、このご両人で殆ど編曲作業を進行して下さり、大変に有難かった。餅屋は餅屋。実際に演奏する皆で演奏出来るPARTを選択し、研究し練習するに限る。
が、芝居のなかでヴェルディからの移植曲が多いと、結局言葉の邪魔になる。オペラ曲は耳に付きやすく、野田さんの台本の言葉の面白さや深さと喧嘩してしまう。
そこで古典音階のオリジナル曲を各楽器で補曲していく。市川慎さんの濃姫のテーマの十七絃ソロ、長龍郎さんの偽祈祷師のテーマ、琵琶の桜井さんと尺八の松崎さんには、合戦のテーマや祈祷師のテーマで、武満徹氏宜しくBATTLEをしていただいた。歌舞伎にもよく合う。
録音を進行する上で一つ問題は、制作側の都合上、各楽器一名の音楽家しかお願いする事が出来なかった事。通常少ない人数で音の厚みを出すためには、先ずベースを録り、和音や不足分を繰り返し重録していくのがBESTだが、野田さんから、生っぽい感じでというご注文が入った。
つまり重ね録りの小細工は出来ない。いるだけの人数で各楽器一斉合奏一発録りという事になった。

2008年08月21日

傳左衛門日記 8月18日

6月中旬。LONDONから帰った二日後、素晴らしい音楽家達との録音作業は長く辛くも楽しい時間であった。特に能管の一噌幸弘さんはバッハ等クラシックもレパートリーとされているだけに、初見演奏にもかかわらず素晴らしい対応を見せて下さった。凱旋行進曲とアダージェットは氏の超絶技巧抜きでは語れない。弦楽器のみのアダージェットを竹管楽器が多い和楽器に翻訳するのは一抹の不安が有ったが、一噌氏と篠笛の福原友裕氏、尺八の松崎氏、箏の市川さん山野さんに三味線の長龍郎さん弥宏次さん、ヴァイオリンの鈴木さんがそれぞれ見事な演奏を聞かせて下さり、過去二作の野田歌舞伎のラストシーンにも共通する箏曲形式の「アダージェット」が完成した。
凱旋行進曲はトランペットの松原さんが若さを発揮して頑張ってくださり、五分超の大作に仕上がった。
又、琵琶の桜井さんは筑前琵琶と薩摩琵琶を使い分けつつ、武満徹氏のノヴェンバーステップスの琵琶奏者鶴田師の御門下に相応しく、随所に妖しい音色を入れて下さり、傳次郎もほぼ即興で、持ち前の作調能力をいかんなく発揮してくれた。
古典曲はいつも通りに、オペラ曲は原譜を忠実にしつつ歌舞伎下座や箏曲の速度に直し、二日間で膨大な音源を録った。使い方は野田さんの範疇である。正直切り貼りしていただきたくないが…それとて演出の範疇なので、全て自由にご使用下さい、とお伝えした。野田演出でどのように芝居の一部に活かされるのか、楽しみにしている。
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2008年08月25日

広忠舞台日記 8月1日

長々途絶えておりました日記を再開致します。忙しさにかまけてすっかりご無沙汰致して大変に申し訳なく存じます。
この日は囃子の会の準備の為に一日空けておきました。
松竹の稽古場にて朝から 獅子・三番叟・羅生門の稽古を行う。家族5人で合わせるのは生まれて初めて!! 明日の本番は如何なることか。
夜は傳左衛門・傳次郎承りのダイナースクラブ主催の歌舞伎囃子コンサートを観に国立能楽堂へ。 囃子の会の前日なのに彼らもよく働くもんだと感心もするし、体も心配する。 市川亀治郎氏がゲスト出演。観に行くだけのつもりが、傳次郎からゲストトークに出ろ!とのお達しを受け、急遽舞台上に引き摺り出されることに… 自分なりの歌舞伎に対する思いを偉そうにも話させて頂いた。
夜はこれまた随分久方振りで3人兄弟で食事に出た。会前日、お互いの胸中の考えをさらけ出し、能楽や歌舞伎更には明日の会への意気込み等各々の意見をぶつけ合う。いい事だと思った。これでやっと一枚岩になれて会に臨める。 会に向けての覚悟を固める儀式のようなものです。

「囃子の会」!!!(傳次郎日記)

ブログが遅くなってすみません・・・

「囃子の会」は本当に一家命懸けの舞台!
私は朝10時入りで舞台と明りの合わせをし、14時~舞台稽古、16時~本番!
「三番叟」の幕が開いた瞬間からエンジン全開!母親と兄二人の“やってやる”という気迫が伝わり、耳からこぼれそうなほど脳からアドレナリンが出ていました(笑)

「三番叟」と「鶴亀」が終わり楽屋に帰ると“もう1人の男”が「阿修羅」のような顔をして楽屋で待機していました。次に「小袖曽我」を打つ“亀井忠雄”です。楽屋からすでに“やってやる”という感情と、なにかガキ大将が運動会で「騎馬戦」「棒倒し」ではりきっているような“やんちゃ”な表情で舞台に行きました!このオジサンさすがです!

「静と知盛」「羅生門」では舞台の脇から能楽師の方々が富十郎丈と吉右衛門丈の舞を見つめ、「楊貴妃」では観世宗家の舞を玉三郎丈が見つめるという表も裏も豪華な顔ぶれでした。

「老松」では佐太郎と佐太郎一門が打ち、玉三郎丈に踊っていただき、私は佐太郎の脇太鼓を打ちました。NHKの「鼓の家」でも言いましたが、母親の背中を父親の背中として育ち、太鼓の撥さばき・掛け声も全て自分のものにしようと真似をしてきました。そして14歳から玉三郎丈の歌舞伎から見習いとして修行させていただき、現在まで傳左衛門も私も育てていただきました。舞台でその“師”二人の背中を見ているうちに今までの幼少時代や修行時代のことが頭の中を駆け巡り、自然と涙が溢れてきました。自分も初めての経験で驚きましたが、亀井忠雄・田中佐太郎・八世観世銕之丞・坂東玉三郎という四人の“父”に育てられたのがあの舞台全てだと思いました。

最後の「獅子」は“感謝”という気持ちで親兄弟と戦いました。もちろんお客さまにも“感謝”です。あの「獅子」での歌舞伎座の空間・空気は一生忘れません!舞台と客席が囃子を通じて一つになれたと思います。「露の拍子」で無音になる時も、物音や咳など全く聞こえることなく素晴らしい空気だったと感動しました。

次の「囃子の会」は未定ですが、両親の年齢のことを考え毎年やりたいのですが…なかなか頑固な二人なので説得する作業からはいります(笑)

いつになるかわかりませんが皆さま次回もよろしくお願いいたします。

2008年08月26日

広忠舞台日記 8月2日

囃子の会当日。 朝10:30に歌舞伎座着到。観世能楽堂が能楽の殿堂とするならばここ歌舞伎座は歌舞伎の聖地。何度か舞台には立っておりますが、家族で主催の会は初めて。恐らく一囃子方の家族がこの歌舞伎座で会を主催するのは初めてであろう。感激以上に感慨深い気持ちが沸き立つ。尊敬して止まない成駒屋に紀尾井町、祖父傳左衛門らが戦ってきた戦場。

12:00頃より「静と知盛」の音合わせ(囃子チームのみの稽古)と舞台稽古。それから本日の演目の全ての場当たりを行う。 特に観世宗家の「楊貴妃」の場当たりは大変だった! 坂東玉三郎師直々に家元の為に照明・装束を選んで見て下さった。改めて家元と玉三郎師の舞台人同志の絆の深さを見た。共に能楽・歌舞伎を背負ってられる二人。
舞台稽古及び場当たりですっかり疲労が増す。本番一時間前にやっと終了。三響会で弟達から鍛えられているせいか、本番モードへの切り換えはだいぶ馴れたと思う。とは言え広忠の会・三響会・能楽現在形・広忠能楽囃子コンサートで得た経験をもってしても、やはり初番の幕開きは独自の緊張感がある。やはり雇われて打ちに行く身と主催して打つ身とでは重みが違う。とはいえ両親の主催だが三響会の全面サポート、家族全員の為の、そして母親の還暦の祝いの会だという自負もある。何よりも父と母とお二人には気持ち良く舞台を勤めて頂きたいという思いが3人にはある。祈るような気持ちで迎えた初番、藤間勘十郎氏の「三番叟」で幕を開ける。佐太郎頭取(皷のリーダー)の脇鼓に傳左衛門・傳次郎を従え自分の大鼓。三番叟はご存知野村萬斎・小生のコンビで数え切れぬ程売ってる自分にとってのライフワーク的な曲。これは小鼓三調がしっかりと支えてくれないとシテも大鼓もノリがつかない。流石にこの三人の母息子師弟トリオ、息も間もよく揃っている。気合い・音・間・掛け声、これだけ揃っている鼓はちょっと今の能楽界の小鼓にはいない。野村萬斎に見て
もらいたかった囃子の出来栄えだったと思う。藤前勘十郎氏、やはり彼も舞のサラブレッド、DNAがそうさせるのか、肉体の躍動感がこれまた他の舞踊家にはいない存在感。シビアに歌舞伎舞踊日本舞踊を見つめている視点は我々三兄弟と大いに通じている。鈴之段から三味線が入る歌舞伎舞踊形式。ともあれ初番はなんとか無事に終えることが出来た。
囃子の会、全ての演目に触れると膨大な文章になるので、取りあえずは自分の出演した演目のみに触れていきたい。次は中村富十郎師の「静と知盛」。普段三響会でやっている能楽と歌舞伎による船弁慶」とは違い、歌舞伎の船弁慶の短縮バージョンだったので、正直これが一番難易度が高かった。能楽に比べて遥かに曲の緩急が激しいので大変!! 自分にしては珍しく、1ヶ月以上前から毎日稽古を重ねた。出来は自分ではよく分からないので、傳左衛門傳次郎の判断に任せる。能楽では大鼓がリーダーシップを取る楽器だが、歌舞伎では小鼓、場面によっては太鼓が指揮を執る。なのでここは弟さん方に付いていくのに必死だった!!
次に中村吉右衛門師の「羅生門」。子供の頃からの憧れの播磨屋との初共演、嬉しかったし晴れがましかった! やはりかっこいい役者さんですね♪ こちらの羅生門も1ヶ月以上前から稽古を重ねてきた。今度は母親が太鼓。ずっとこの羅生門に関しては母親から「上品な羅生門にしましょう!」と釘を刺され続けてきたので、作為先行の舞台にはせず、あるがままの自然な舞台を心掛けたつもりではある。 ともあれこの2曲、また再挑戦させて頂きたいものである。やり甲斐があったし、苦しかったが楽しかった。考えてみればここまで能楽師大鼓方としては一番も打たせてもらってない! 全部三味線入りの囃子ばかり!? それこそ我が望む方向でもあります。いつかは勧進帳を打つのが夢の一つでもありますから。 また天王寺屋さん・播磨屋さんともご一緒出来たら嬉しいです。

最後に家族5人揃っての素囃子「獅子」。夢の共演って正にこれかも?! 何と親父様との共演はこれが初めてなのです。まさか同じ舞台で打つ機会を得るとは夢にも思わなかった! 同じ親子師弟でもこれだけ路線に距離があると果たして合うのかどうか??という懸念は昨日の5人揃っての稽古で吹き飛ばされました。やはり我々三兄弟の出所はこの両親からであり、稽古を舞台を通じて繋がっているんだなと改めて思う次第でした。 終わった後も皆淡々としておりましたが、傳次郎だけは感極まって涙を流しておりました。この会の成功の為、もしくはこの家族の為に一人気を吐いて奔走していたからでしょう。感謝の念は絶えません! し、改めて家族全員が同じ囃子を通じて繋がっていることの有り難さを思いました。本当に、親の有り難み、手前味噌ではありますが偉大さを思った一日でした。

そして、次は三兄弟だけで歌舞伎座で会が出来るようにならないと! と静かに燃えた日でもありました。

とにかく・・・(傳次郎日記)

オリンピックも終わり夏も終わりが近づき・・・
私の忙しい夏も昨日(24日)の「亀治郎の会」で終わりました!(歌舞伎座はありますが)

とにかく今年の夏は忙しかったです!
8月1日は「囃子の会」の稽古と夕方からダイナースカードの演奏会
2日は「囃子の会」
3日は11時~歌舞伎座の稽古、12時~三響會倶楽部のパーティー、16時~一門の方の結婚式
4日~15日「音の会」と伝統歌舞伎保存会が主催する小学生・歌舞伎体験教室の手伝い…
16日~18日秋のイベントの会議(まもなく発表します…)
19日~「亀治郎の会」の稽古
23・24日「亀治郎の会」

毎日歌舞伎座の一部の「三人連獅子」二部の「大江山」三部の「紅葉狩」をしながらの
掛け持ちだったのでハードでした(汗)
さすがに兄たちからも「死ぬなよ…」と一言!
“思い出の夏”となりました。。。

2008年08月27日

広忠舞台日記 8月3日

三響会倶楽部会員様と共に昨日の囃子の会の懇親会を東京會館にて行う。夜舞台なので飲めないのがツライ!! 皆様よくお集まり頂けたと感謝に絶えません!!この倶楽部会員様方に本当に支えられてると感謝致して御座います。 家族5人揃ってのトークはこの場でしか聞けない試みです。

夕方は目黒パーシモンホールにて梅若六郎師匠の羽衣を勤める。 会の翌日の舞台はやはりキツいものがあります。

2008年08月28日

広忠舞台日記 8月4日-7日

8/4(月)・8/5(火)二日間で申し合わせ3ヶ所
8/6(水)能楽現在形の申し合わせ。後ジムへ行き夕方からは国立能楽堂の玄人稽古。

8/7(木)能楽現在形の本番。野村萬斎・茂山千三郎の「朝比奈」の狂言と喜多流狩野了一シテの「邯鄲」。夏場の休み前にもかかわらず満員御礼。 萬斎と千三郎、同世代の好敵手同士、見応えのある一番となった。地謡に野村万作先生に願い舞台が引き締まる。
引き締まると云えば能の後見に父親に願った。地頭に友枝昭世師、囃子チームの後見に亀井忠雄、そして万作先生、現在に生きる能狂言を目指すのであれば、このようなトップの先生方に見て頂きながら答えを出していかなければならない。伝えられたことを承り伝えてゆく、これこそが伝承の世界。

2008年08月29日

広忠舞台日記 8月8日-10日

8/8(金)宝生で素人会の後、夜は箱根神社で薪能「富士山」。シテは桜間右陣。東名自動車道そろそろ渋滞が始まる。
8/9(土)午前中宝生で素人会の後、横須賀芸術劇場にて蝋燭能「葵上」、シテは観世喜正。
8/10(日)宝生で素人会の後、九皐会「井筒」シテは弘田裕一。 連続舞台はこれで一区切り、さすがに安堵からくる疲労が溜まった。

2008年08月30日

広忠舞台日記 8月11日-15日

8/11(月)午前中玄人稽古をし、午後は宝塚を観に行く。花組新トップの真飛聖の東京御披露目公演。
8/12(火)完全に一日休暇。軽井沢にゴルフをしに行く。
8/13(水)玄人稽古日。
8/14(木)素人の稽古日。
8/15(金)申し合わせ二ヶ所掛け持ち。合間に両祖父母の墓参りに行く。

2008年08月31日

広忠舞台日記 8月16日-20日

8/16(土)横浜能楽堂にて櫻間右陣氏シテの「清経 音取」。夜は小学・中学生の頃の仲間10何人で同窓会。久々の仲間は懐かしくもあり、楽しかった! 「亀井」と呼び捨てで呼んで付き合えるガキの頃からの親友達はいいもんです。
8/17(日)能楽座公演、観世榮夫師の追善。囃子「百萬」シテは大槻文蔵。
8/18(月)熱海のMOA美術館にて「小鍛冶」シテは野月聡。
8/19(火)群馬県の素人出稽古 。
8/20(水)国立能楽座にて幸祥光師追善の囃子会。



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