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2008年02月 アーカイブ

2008年02月12日

傳左衛門日記 2月2日

久々の更新。三人寄れば人任せ。僕のは旅日記と勝手に考える。

今日一日だけ博多座にきた。「高坏」を客席から見るのは初めてで妙な感じ。当代中村屋に毎回実に勉強させていただいているが、今月の勘太郎丈はその風格、間、癖、よく映しながら自分の物にしている。継承された。
合い間に傳次郎と「高玉」で寿司を食べもう一本「蜘蛛絲」。亀治郎版初演を作調したのだが、更にパワーアップしている。幕切れて万雷の拍手鳴り止まず。急遽カーテンコール。お客様は正直だ。帰り際、各丈共、海老様に宜しく!と。気になる人なのだろう。
福岡は毎度グランド・ハイアット。特にリクエストせずとも毎回同じ部屋。同じしつらえが有難い。夜も寿司。

2008年02月13日

傳左衛門日記 2月3日

東京の大雪の影響がこんな遠くにも。到着機遅れで、大阪行きの便も一時間以上遅れ。待ち時間で岳父に「須弥山」の明太子を送る。粒がはっきりしていて好きだ。
大阪着、楽屋作り。

2008年02月14日

傳左衛門日記 2月4日

朝一からホテルのジムで一時間黙々と自転車をこぐ。別段ダイエットの意思はないが、只気持ち良いし非常に調子が良い。
楽屋で海老蔵丈に博多からの伝言を伝える。博多の熱狂を話すと発奮。彼程の人物でも同世代は気になるのか。舞台稽古の「二人道成寺」の「押戻」は正当な成田屋の"十八番"を見せつけた。

2008年02月16日

傳左衛門日記 2月5日

朝、御堂筋線。毎朝お世話になる喫茶店へ。松竹座開場の年に友人のミュージカル俳優岡幸二郎氏に連れて行ってもらって以来、大阪公演の時は毎朝通う。早や十一年。色々献立を考えてくれるママさんの情に毎度感謝。
終演後に、偶々朝食時にお知り合いになった土居裕子さんの舞台を拝見しにシアタードラマシティへ。ストーリーや演出も勿論的だが、何より土居さんの歌声にすっかり魅了された。場内で家内の先輩と同期に偶々お目にかかる。後輩の雪組生十名程に"皆さん、旦那さんですよ~"と紹介され、かなり照れる。帰路、土居さんのCDを探しにタワーレコードへ。

2008年02月18日

お正月(傳次郎日記)

亀井・田中家のお正月を紹介します。。。

お正月は朝8時半に実家に家族全員集合し、9時には田中流若手一門と葛野流の弟子たちとおせち料理とお雑煮をいただきます。なので佐太郎先生は台所にたち20人分の世話をしなくてはなりません!そして10時には傳左衛門氏と私は毎年恒例のセルリアンタワー能楽堂の
公演に出発、広忠氏は茂山家・天空狂言に出演のため大阪へ、佐太郎先生は年始の挨拶へ、忠雄先生は自宅でお客様をお迎えする…と、一年の始まりからバタバタです。。。
セルリアンタワーの公演はお正月から沢山のお客様が来ていただけるので大変ありがたいです(最近の春猿さんの活躍の効果が大きいかも!?)。今年の公演は「祭り囃子」を舞台で披露したり、踊りは「俄獅子」を選曲したのでいつもと違った華やかな舞台でした。公演は12時~13時まで。
すぐに私の運転で傳左衛門氏と年始の挨拶まわりに行き、15時からは実家で新年会です。
田中流一門・田中傳左衛門社中とその家族、他の流儀の方もいらっしゃるので40~50名
ぐらい集まります。社中の方は毎月各座バラバラなのでお正月の時ぐらいしか全員顔を合わせられません。新年会は祖父の時代から毎年欠かさず続いている行事です。
我が家では「寝正月」という言葉は存在しません。
こうして嵐のような正月を過ごし2日からは各座初日です!
1月は新橋演舞場の市川海老蔵公演に参加しておりました。
1月のことは次のブログで・・・

2008年02月20日

1月は…(傳次郎日記)

1月は海老蔵さんの新橋演舞場・新春歌舞伎公演「雷神不動北山櫻」に参加しておりました。
海老蔵さんとはここ3年ぐらい舞台をご一緒させていただいております。
今回の公演は海老蔵さんも初の座頭(ざがしら)ということもあり気合十分!!
パワーとスピード感、舞台に対し情熱的なところ、良い刺激になりました。

また今回の舞台が良かったのは役者はもちろんスタッフ陣の体制も素晴らしいものが
ありました!みなさん千秋楽まで公演を支えるという“職人魂”!!
演出には奈河先生と藤間勘十郎さん。
奈河先生とは猿之助さんの作品で数多くご一緒させていただき、勘十郎さんと私は十数年の仲!勘十郎さんとは色々な作品を作ってきたので、こちらから作調した音・あちらから要求される音をうまく組み合わせることが出来たので黒御簾の中は大変でしたがとても楽しかったです。
公演も完売になるほどの大盛況!話題の空中浮遊など新しい試みも斬新!

市川猿之助さんは30歳から7月の歌舞伎座公演を30年以上続けてきたそうです。
海老蔵さんも30歳。これからも“歌舞伎の進化”のお手伝いが出来るように自分も精進して頑張ります。



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