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広忠舞台日記 9月22日

東京観世会にて、菊慈童、遊舞之樂の小書付き。掛け持ちで宝生能楽堂へ。清水寛二氏と西村高夫氏の研鑽の場、「響の会」。清水さんの野宮を打たさせて頂いた。配役は地頭に山本順之氏、笛・藤田六郎兵衛氏、小鼓・成田達志氏、ワキ・宝生閑氏、アイ・野村萬斎氏という豪華さ。まるで広忠の会みたいなお金払ってでもお相手願いたいばかりのメンバーであった。
特に地謡が素晴らしかった!!則之先生を筆頭に若松健史さんに西村さんを中心に前列の谷本健吾君に至る迄観世寿夫・観世静夫が造り上げた「銕仙会の地謡」が今に尚伝え継がれている。自分も銕仙会で修行してきた身。則之・若松両氏の”イキの強さ”と謡の"位取り"(クライドリ)に恩師、先代銕之丞を思い出し、打ち乍ら思わず涙ぐんでしまった。
井筒・野宮は銕仙会では寝てても歌えなければならない、というくらい特に大切な教えの多い寿夫師の得意曲なのだ。所要時間2時間10分。やはり大曲だ。だが楽しかった。やはり大小序之舞は充実度が違う。囃子方の組み合わせも良かった

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