下関公演最終日。新幹線の時間の関係で、終演後は相当急がねばらならい。普段大変にグズだが、こういう時に不思議と力を発揮する。せっかちな亀井家の血か。次の公演場所は金沢だが、スタッフさん達全員の乗継の問題が有るそうで、泊まりは途中の京都である。
日曜の夜の京都は暗く人通りもなく、食べる場所がない。本来はこういう姿であろうし、あるべきだ。大体京都はいつも人が多過ぎる。十一月は紅葉シーズンとやらで特に混む。熱狂的に全国から人が来、未だ蒼々とした紅葉を観、それでも感動して帰る。最近は温暖化で、顔見世が始まる月末から十二月に入らないと真の紅葉は愉しむ事は出来ない。今年は来られないが、顔見世に出演するもう一つの喜びでもある。広忠氏日記に登場する武田誠氏の居るルプーという祇園のバーに行き、晩飯を頼む。
